2014/09/13

最近読んだ本34: 幼き子らよ、我がもとへ ほか

 
「幼き子らよ、我がもとへ 上・下」
修道女フィデルマシリーズの長編第3弾。
モアン国王の後継者である兄に呼ばれ、故郷アイルランドに戻ったフィデルマ。
隣国・ラーハンの尊者ダカーンがモアン国内で殺され、このまま犯人が特定されなければ戦争になってしまう。
裁判までたった3週間、フィデルマは事件を解決できるのか・・・!?
というあらすじ。

下巻の最後、大集会で行われる裁判のシーンが、めちゃくちゃ面白かった!
古代でこんなに優れた法律を持ち、公正な裁判が行われている国なんて、他にあったでしょうか。
(まあ小説だからどこまで真実かはわかりませんが・・・)
読めば読むほど、アイルランドってすごい国だわ~!と改めて思う。

ただし!残念なことに、この巻ではエイダルフ修道士が出てこない!
彼がいないのでフィデルマはいつになくやりたい放題(?)、上から目線で話すわ人を無視するわ、けっこう嫌な奴でした。
まあストーリーの進行上、嫌な奴である必要性はあったけど。

何だかんだ言っても、「エイダルフがいればなあ・・・」と、彼の存在を思い出さずにはいられないフィデルマ。
でも、「寂しさを感じてる自分が許せねえ!」と意地を張ってる姿はちょっと可愛かったな。

 



 
「ジェーン・エア 上・下」
不幸な境遇で育ちながらも、自由と自立を得るためひたむきに生きるジェーンの物語。
よくある「可哀想な女の子が最終的にハッピーになる物語」という典型的パターンですが、これはかなり!面白かった!
主人公ジェーンは特に美しくもない、冷静で身の程を知っている地味な女性ですが、反面、権力や金に媚びず、強い信念を持って生きているからでしょうか。
自分とブランシュ嬢を比べ、徹底的にロチェスター氏への感情を押さえつけるシーンは痛々しいけどすごい共感。

前半の子供時代はリアルで暗い雰囲気ですが、中盤のソーンフィールド館が舞台になってからは物語っぽい動きが出てきて、その対比も良かった。
あとは主役級のロチェスター氏が美男ではないという設定も、リアリティがあって素晴らしい(笑)
英語版も読んでみたいな。あと映画も観たい。




「代価はバラ一輪」
未亡人ジュディスが修道院に屋敷を寄付し、望んだ代価がバラ一輪。
そのバラを巡り、殺人が引き起こされるが…。

ドラマ版を先に観たので、びっくり。全然内容が違う!
エルーリックが哀れすぎる( ゚д゚)
正直言うと、ドラマ版のほうが好きです。


大奥 11 (ジェッツコミックス)

政界のまんががこんなにユルいわけがない 国会萌えコメディ (ホームコミックス)

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