2013/02/21

リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝



12月に国立新美術館のリヒテンシュタイン展に行ってきました。
大好きなアメリングとアイエツの作品を観るのが目的。
2人とも最後の部屋にまとまっていたので、閉館ギリギリに行った私はまだかまだかとかなりソワソワしてしまった…
(おかげでほかの作品はあんまり覚えてない!)

ヴェネツィアの運河を背景に、静かな緊迫感を湛えたフランチェスコ・アイエツの「復讐の誓い」。
細かいドレスの描写や深い水の色が、本当に美しい…。
ルブランの大きな明るい作品と並んでいて、緊張感が際立っていました。
絵の中では時間が流れていて、逆に現実のこちらが止まっているように感じる作品です。

憧れのアメリングは「夢に浸って」「麦わら帽子の少女」「マリー・フランツィスカ 2歳の肖像」の3点が来日していました。
柔らかな肌の質感や美しい明暗、何かを物語る眼差し…
きっと描いた本人が愛情溢れる人間だったに違いないと思わせる、温かな対象の捉え方に心を動かされます。
特に「夢に浸って」は私が行った当時は展示されておらず、とりあえずポストカードだけは購入、ずっと観る機会をうかがっていた作品。
ちゃんと現物を堪能できて、本当に嬉しい(´-`)
現代はわざわざ海を渡らなくても西洋画を楽しめる、本当にありがたい世の中だよなあ。
今回の展覧会用にこの作品を選んでくださった関係者の方々、大感謝です。
次に模写をする時は、ぜひこの画家の作品を描きたい!

2人とも、絵に対して苦しい迷いを持っていた8年前に出会い、衝撃を受けた画家。
あの頃と比べて私は少しは成長したでしょうか…と心の中で尋ねてしまった。
せめて彼らの足元にでも届くように、頑張ります!


リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝
2012年10月3日(水)~12月23日(日・祝)
国立新美術館
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2