2011/08/29

2011夏 イタリア旅行記③(フィレンツェ編)

2011夏・イタリア旅行記その3です。
ピサへ行った次の日はフィレンツェ観光でした。
まずは駅前近くのサンタ・マリア・ノヴェッラ広場へ。











 












[駅名にもなっているサンタ・マリア・ノヴェッラ教会]



ここの教会付属の薬局(施薬院)がかなりの歴史を持つということで、早速訪ねてみることに。


























イメージしていたより、モダンで貴族的な店内。
美しい商品たちが品よく並べられ(写真は香水棚)、輝きを放っています。
続く店内には歴代の?修道士の絵や展示用の過去の商品が並べられ、深い歴史を感じさせます…うっとり。
反面、貧乏絵描きの自分がここにいるのも場違いに感じられたりもする(^^;)
せっけん箱があまりにかっこよかったので、うっかり買い物しちゃったけどさ…

このあとはホテル近くの市場で買い物天国。
親切な日本人店員さんがいたので、チーズを試食しまくりでした( ゚д゚)



さて、お昼からは美術館巡りへ。
予約は日本で取っておいたので、時間的に焦らなくてすみました。
まずはウフィツィから。



ウフィツィ美術館近くには有名なシニョーリア広場があります。
AC2の処刑シーンも確かここでしたね(^^;)






























広場にある、このヴェッキオ宮すぐ隣が美術館です。


入場する前に、ぜひ見て頂きたいのが中庭の彫像たち。
偉大な芸術家や思想家など、歴史好きにはたまらない人々の彫像が私たちを見下ろしています。
その中でも特に感動したのが、

ロレンツォ・デ・メディチと






























[イル マニーフィコの文字が]


ニッコロ・マキャヴェッリ!




























[綺麗な足ですね!!]

そのほかにもダ・ヴィンチやガリレイなど、著名な方々を鑑賞できます。
誰もが威厳たっぷりで、ついぼへ~っと見上げてしまうこと必至。


さてさて、肝心の美術館ですが中は撮影禁止なので、特に良かった絵を挙げておきますね。

リッピ 「聖母子と二天使」
ボッティチェッリ 「プリマヴェーラ」
ダ・ヴィンチ 「受胎告知」、ヴェロッキオと合作「キリストの洗礼」

リッピの聖母子は長年憧れていて、ウフィツィで一番見たかったといっても過言ではない作品。想像以上に繊細で美しい聖母にうっとり~。レースの細やかな描写に恐れ入った…。文句なしの名画。
ボッティチェッリは言わずと知れた有名画家ですが、作品の色褪せっぷりにびっくり!「ヴィーナスの誕生」も、もれなく褪せてました…
印刷やテレビ版はかなり補正してあるのね(^^;)

ダ・ヴィンチは大尊敬のなんでもスーパーマンですが、この時代にこの完璧な作品、もう天才としか言いようがない!!!という感じでした。
印刷物やテレビではほかの同年代の画家と大差なく見えるかもしれませんが、この実物の圧倒感、私の貧弱なボキャブラリーでどう表現していいやら。とにかく緻密で繊細なのに大きな存在感、そして全てが美のもとに調和している…
師匠のヴェロッキオと合作した「キリストの洗礼」ですが、誰がどこを描いたかあまりにも才能の差がはっきりしすぎていて、師匠が気の毒になった;
(そりゃあやる気なくすよ!←ダ・ヴィンチの天才っぷりに絵を描かなくなったらしい)

ベリーニは今まではあまり気にしていなかった画家ですが、ん?と目を引く作品でした。セピアな色彩が美しい。


ウフィツィを駆け足でまわった後は、ピッティ宮へ。
ピッティ宮は美術館・博物館・庭園などの施設があり、一日いても楽しめるくらいの場所。
ここのパラティーナ美術館も15:00からで予め予約もしておきました。





















が、ここで問題発生。
チケット売り場は長蛇の列、しかし予約者専用の窓口が見当たらない。
予約あるんだけどどこに行けばいいの?と入場口のおばさんに聞いてみても、「あの列に並べ」としか言われず。

仕方ないので15分程度並んでチケットを買いましたが、なんと、この日は予約者用チケットブースが閉まっていたようです。(て、適当!)
しかも普通に並んだ挙句、一人当たり3ユーロの予約料まで取られたんですが…

3ユーロ払ってんだから、てっきり美術館へ入る時に予約者とそうでない人の入り口が分かれてるのかな~と思う日本人2人。
��ウフィツィの入り口はちゃんと別だった)


が、全くそんなことはなく、普通に入場。

・・・・・・


た、頼むよヘタリアーーーーー!!!( ゚д゚)

(働くには羨ましいけどこの適当さ…)



うーん、チケット売り場で予約の意味ナシとわかれば、即抗議したんだけどなー。
くそう。

そんなこんなで、ピッティ宮の予約は要注意です。
ほかの美術館などに比べればそこまで並ぶことはないようだし、わざわざ取る必要ないかも。

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はあ、やっと入場できた…と少々お疲れ気味の日本人2人。
でもここでだるだるしていてはいかん!と、早速目当てのパラティーナ美術館へ。

内装はいかにも宮殿らしく、きらびやかな室内にこれでもか!というほどに絵が展示されていました。
やっぱりここも撮影禁止なので、特に印象的だった絵を挙げておきます。


ラファエロ 「小椅子の聖母」
ムリーリョ 「聖母子」
ダイク 「Portrait of Guido Bentivoglio」

あとは画家の名前まで覚えていないのですが、聖フランチェスコやユーディト、クレオパトラなど歴史好きには楽しい作品も多数ありました。あとは場所柄かポートレイトも多かった気が。巨匠ダイクは個人的に必見。
ムキムキルーベンスやカラヴァッジョ作品もあるので、ファンの方は見逃せないかも。
疲れていたのであんまり覚えてない&メモしなかったのが悔やまれる…
(2部屋目くらいの聖フランチェスコが素敵だった)



さて、名画鑑賞のあとはフィレンツェの象徴、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂へ。
巨大すぎて、全体の写真が撮れません;













































言葉を失う荘厳な佇まい。
時間があったらドゥオモかジョットの鐘楼に登りたかったなぁ。





























この後は大聖堂近くの古本屋で美術関連本を物色したり、メディチの住居を見たりしながら、ホテルへ戻りました。

フィレンツェは本当に芸術都市だなぁと、身を持って知った一日。
メディチ家に感謝ですね。



旅行記④(アシジ編)に続く。

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